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【2004 6月号 No.64】
 リニューアル特別企画
 G.R.F.C.緊急アンケート Vol.1
 〜現在のフィールドに満足していますか?〜

まとめ◎編集部  


 2001年夏の発足以来、Gijie 誌上、ホームページなどでの意見交換を中心に活動を展開してきた「Gijie River Fishing Club」。現在では会員数も490名を超えており(4月9日現在)、今後はさらに活動をパワーアップしていきたいと考えています。そこで「G. R. F.C.通信」では、先頃G.R.F.C.会員を対象に実施した緊急アンケートの結果をお届けします。第1弾のテーマは「現在のトラウトフィールドに満足していますか?」。普段釣りをしているフィールドにどれだけ満足しているのか? また満足できない理由は何なのか? 現在さまざまな問題を抱えているフィールドへの意見や思いをストレートに答えていただきました(アンケート協力者113人)。

  Q1/あなたの釣り暦(トラウト以外も含めて)は何年ですか?

     


  Q2/あなたがメインにしているトラウトフィッシングのジャンルを教えて下さい。




  Q3/あなたは現在のトラウトフィールドに満足していますか?

   


  Q4/現在のトラウトフィールドに満足できない主な理由はなんですか?

  


  まとめ

 Q3「現在のトラウトフィールドに満足していますか?」という質問に対し、113人中70名と7割近い人が「満足していない」と答えています。その理由としては「釣り人のマナーが悪いから」が66人と最も多く、次いで「フィールドが汚れているから(45人)」「天然魚が少ない(いない)から」32人となっており(Q4)、現在のフィールドでは「人」の問題がネックになっているようです。また、メインフィールドも、昨今のブームに反映してか、本流が25・9%(LF&FF)と、渓流45・9%(LF&FF)に次ぐ新たなフィールドとして注目されている様子が伺えます(Q2)。しかし一方で、「本流でのマナーの悪さ」を指摘する声も多く、今後は渓流など他のフィールドとは違った、本流独自のルールづくりというものも必要なのかもしれません。
 今回のアンケートについては「テーマが広い」「漠然とし過ぎている」などのご指摘もありました。しかし、現在のフィールドが抱える様々な問題点がおぼろげながら見えてきたようにも思われます。皆さんから寄せられたご意見を整理し、次回以降、さらにテーマを絞り込んだ形でアンケート調査を行い、議論を展開していきたいと考えております。ご協力ありがとうございました。今後もどうかよろしくお願いします。

  読者からの意見

その他、現在のトラウト・フィールドに対する意見を多数いただきました。今回はそのほんの一部をご紹介いたします。

◆ 魚が少ない、釣れない……というのは「腕」や「運」の問題だと思います。色々経験すれば少ない魚でも釣る方法が見えてくるはず。満足できない理由は、よいタイミングで釣りに行くことが不可能なこと。これは、仕事を持つ大半の人にいえることだと思いますが、釣行を予定していた日の天気に恵まれなかったり、逆に信じられない好釣果を得られる時もあると思います。天然魚がいない、漁協の管理が……というのなら、天然魚のいる所、漁協の管理が行き届いている所に行けばよいと思います。結局は、理想の釣り場が近いか遠いかで満足度は決まると思います。
匿名希望(千葉県在住)

◆ あまりにも放流に頼りすぎていると思います。自然繁殖から、自然の大切さを理解し、釣りという人間の欲望を満たすように考えなければならないと思います。キャッチ&リリースだけが善人の扱いだが、視野を広げ、考え方を広げると、ゲームと称し釣りをしているだけで、自然繁殖の天然魚をキャッチすると、自然に放流するようになってくると思います。自然の継承されたフィールドと管理されたフィールドでは考え方が違うと思います。フィッシング面からだけ考えると、「釣れなければ…、大きくなければ…、キレイな魚体で…」などはすべて、人間のエゴ。自然と付き合っての釣りができるフィールドを、私は求めています。 
荒井秀文(栃木県在住)

◆ 僕は広島県近郊をホームグランドとしていますが、10年前から比べると水質だけでなく、河川工事の影響で砂が川底に溜まり淵などが浅くなってしまっています。その影響からか天然魚の数もめっきり減ってしまった状況です。また、釣り人のマナーも年々悪くなるばかり。タバコの吸殻やラインをそのまま放置していることもしばしば……。本当に釣りが好きなのであればどうしてフィールドを、自然を大切できないのでしょうか? 
匿名希望(広島県在住)

◆ ここ数年新幹線の開通に伴う工事でいつもの川周辺が工事されています。以前、38センチのイワナを釣り上げたポイントでは、一昨年からアタリがなくなりました。便利になるのはいいけど、自然は壊さないでほしい。 
島谷裕一(青森県)

◆ 一部の漁協を除いて、古い考え方(キャッチ&リリースの否定、放流の方法など)を拭いきれない漁協が多い。漁としての魚釣りが成立しなくなっている現在、「レジャー」として割り切った考え方に早く気づいて、対応してほしい。
関 新一(茨城県在住)

◆ 多くの釣り場の現況を省みるとアングラー・漁協・行政・その他の団体など、各々の目的や利権の違いが明らかにすれ違いを見せており、それに対する相互の意見交換や、共によい環境を作ろうとする呼びかけや働き・協力などが少なすぎるのではないかと思います。また、アングラーたちの意見を集約して行政や団体等に訴える・圧力をかける・不正を告発するなどの活動の行使ができる”河川オンブズマン“のような全国団体・組織などが必要になっているのではないかとも思います。
栗原晴美(東京都在住)

◆ 人間優先の世の中ですが、環境改善のためのダム建設には、素直には賛成はできません。私の田舎(山形県最上町)でも、(ダムの建設は)下水道関係に使用するためだそうです。外に出た人間ですが、たまには帰省するので、とても残念でなりません。なんとかよい方向に話が進むようにと思います。 
中川 保(神奈川県在住)

◆ 景気向上のためや産業振興のため(???)の公共事業としての河川工事はいいかげんやめてほしい。初釣行として馴染みの川に行ってきたが、半年の禁漁の間(冬季)に川岸にうっそうとしてあった木々がまったくなくなって、山女魚や岩魚たちが隠れる木陰もなくなってしまっている。小堰堤が埋もれて消えている。川底がまっ平らになっている。私自身が漁協の組合員になっているが、漁協の仕事は魚の放流ばかりではなく、こうしたフィールド(河川)の環境悪化を阻止する行動こそ重要だと思う。
匿名希望(山形県在住)

◆ 釣りである以上、釣れるに越したことはないけど、トラウトフィールドには釣果以上の環境的安息を求めています。自然に人が介在・介入することはとても不自然だけど、ヒステリックにならない程度に環境の保全を考えなければと思ったりします。 
匿名希望(東京都在住)

◆ 私がホームグランドにしている川に限っていえば、数年前よりよくなって来ていると思う。入渓しているほとんどの釣り人が遊魚証を購入しているし、監視員もきちんと見回っています。あとは魚が増えればいいと思うので漁協には頑張ってもらいたいと思う。ただC&R区間だけにこだわらないで欲しい。 
匿名希望(宮城県在住)

◆ 誌面やテレビなどで、いろいろな「釣るための情報=釣りを楽しむための情報」が釣り人の目につく現在。本当の意味でトラウト・フィッシングを愛している、また、釣りを通して自然と触れ合ってる人たちに関していえばある意味OKかもしれないが、昨今、ゲームフィッシングと称してビギナーの釣り人が増える中での、その「情報」の捉えられ方は様々だとも考える。釣りをする者全員が「良い方向」での情報取得をすることを願ってやまないが、釣り人本人たちの手によって釣りをする環境・自然の保全などが崩されることのないように、誌面での活動を通して取り組んで欲しいと思っています。 
デキジマ(福岡県在住)

◆ フィールドが遠く釣行も限られてしまうが、フィールドに行ってキャスト出来れば、魚が釣れても釣れなくても楽しい一日が過ごせるから、釣果に関係なくフィールドには満足&感謝しています。私の場合は美しい自然のフィールドで、御気に入りのヴィンテージ・タックルを使用することが、一番の楽しみです。いつまでも美しい自然とフィールドであることを祈ってます。
匿名希望(東京都)

◆ 以前は自然や魚との知恵比べだったが、最近は対人間(アングラー)も考えなくてはならなくなってしまった。
妹尾健一(徳島県在住)


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